来院時のお願い

服装・履き物について

診察や検査で上半身の衣類を脱いでいただきます。
また、診察台に乗っていただくことがありますので、上下に分かれた服装、脱ぎやすい履き物でのご来院をお願いいたします。

来院人数について

待合室の席数に限りがあります。
受診される方の待合室でのお席の確保のため、原則として受診者のみのご来院にご協力ください。
介助が必要な方、未成年、精密検査結果時の付き添いは除きます。

小さなお子さまの同伴について

お子さまと一緒の来院は可能ですが、原則として検査中は同伴いただけません。
スタッフがお子さまをお預かりすることは難しく、また検査に支障がでることもあるため、基本的にはお一人でのご来院をお願いしております。
お一人で待つことが難しい年齢のお子さまをお連れの場合は、付き添いの方の同伴をおすすめいたします。
やむを得ず、お一人でお子さま同伴される場合は、抱っこひもではなくベビーカーでのご来院をお願いいたします。

授乳中で症状のある方

発熱・しこり感・痛みなどの症状の場合、授乳のトラブルや乳腺炎が多く、マッサージ指導で改善することも多いため、まずはかかりつけの産婦人科や助産師さまへご相談されることをおすすめいたします。
その後も症状が継続する場合は、検査を受けにご来院ください。

受診時のご案内

「検診で精密検査を受けて
ください」と言われた方

もしお手元にございましたら、検査結果と画像データをお持ちください。

「乳がん術後のフォロー」を
ご希望の方

手術した医療機関からの情報提供書やお薬手帳をお持ちください。

初診の流れ

STEP1: 受付・問診票のご記入

ご来院されましたら、まずは受付スタッフへお声がけいただき、保険証などご持参いただいたものをご提示ください。
また、初診時には「問診票」へのご記入をお願いしております。気になる症状やお困りごと、お悩みなど、どのようなことでも構いませんので、問診票にご記入ください。

STEP2: 診察

順番になりましたらお声をおかけしますので診察室へお入りください。
当院ではできるだけ丁寧な診察を行うよう心がけておりますので、症状やお悩みについて詳しくお話しください。

STEP3: 検査

診察の結果、必要となった検査を行います。
検査室へご案内しますので、リラックスして検査を受けましょう。

STEP4: 検査結果のご説明

画像検査が終わりましたら、検査結果をご説明いたします。
わからないことがありましたら、安心して納得できるまで丁寧にご説明いたしますので、何でもお尋ねください。

STEP5: お会計

診察が終わりましたら、順番にお名前をお呼びいたしますのでお会計をお願いいたします。
その際に次回からお持ちいただく診察券をお渡しして終了となります。
検査開始から結果のご説明まで約30分〜50分です。
※お時間はあくまで目安です。

乳腺疾患

  • 乳房にしこりがある
  • 腕を上げたときに、乳房に
    「えくぼ」や「ひきつれ」がある
  • わきの下にしこりや腫れが
    ある など

乳房には、乳がんをはじめとするさまざまな病気が起こります。
乳房の悪性疾患の代表は乳がんで、女性が最も罹患する可能性の高いがんです。
年々増加傾向にありますが、早期発見・早期治療で治り、かつ再発しない可能性も高くなります。また、近年は男性の罹患者も増えています。
そのため、定期的な検診やセルフチェックを続けることと、気になる症状があればすぐに乳腺外科を受診することが重要です。
また、乳房には、乳がん以外にも乳腺炎や乳腺症、乳腺線維腺腫、乳腺嚢胞、乳管内乳頭腫などの病気があります。
乳房や脇のしこり、乳房の皮膚のくぼみや赤み、乳頭のただれや陥凹、乳頭からの分泌物などの症状がある、健康診断などで要精検・要経過観察と診断されたといった場合には、お気軽にご相談ください。

乳がん検診

  • 乳がん検診を受けたい
  • 川崎市の乳がん検診を受けたい
  • 乳房に気になる症状がない方 など

乳がん検診には、自治体が行う無料で受けられるものと、自由診療のものがあります。
どちらも症状のない方を対象とした検査で、検査後に医師より結果説明を行います。
視診・触診のほか、マンモグラフィまたは超音波診断装置で、乳がんの早期発見を目的とした検診を行います。乳がんの疑いが否定できない患者さまには、さらに乳管造影検査や細胞診、組織診といった精密検査行い、確定診断をします。 無症状の段階で検査を受けることで、乳がんの早期発見・早期治療を行うことができます。

検査内容について

マンモグラフィ

乳房撮影専用のX線装置で、乳房を圧迫して乳房内の組織を撮影します。しこりや石灰化のような小さな病変を確認できるので、早期乳がんや乳がん以外の病変の発見に有効です。

超音波検査(エコー)

超音波検査器を使った検査です。乳房表面にゼリーを塗って、その上からプローブと呼ばれる機械をすべらせて乳房内部を写します。X線を使わないため被曝はなく、短期の経過観察も可能です。痛みはなく、妊娠中も受けていただけます。

視触診

医師が直接乳房やわきの下に触れ、しこりなどがないかを確認します。

自費による乳がん検診

コース 料金 (税込) 診療内容
A ¥14,000 視触診・マンモグラフィ検診・超音波
B ¥9,000 視触診・マンモグラフィ検診
C ¥8,500 視触診・超音波検査

基本的に医師による「視触診」に、マンモグラフィまたは乳腺超音波検査による「画像検査」を追加することによって精度が増します。
特に、マンモグラフィ検診は乳がんの死亡率を下げることが証明されており、推奨されています。
しかし、年齢や乳腺の状態によっては、超音波検診を併用、または超音波検診のみを選択する場合もあります。
どのコースを選択するかにつきましては、当院までお気軽にご相談ください。

乳がん治療

  • 乳がん検診やCT検査などで
    乳房の
    要精密検査となった など

当院での治療が可能な乳がん患者の方に対して、抗がん剤治療、分子標的薬治療、ホルモン療法などを行います。
手術治療に関しては、連携する高度医療機関にご紹介して行います。

乳がん術後のフォロー

  • 乳がん治療が終わり、
    専門クリニックでの術後経過受診をすすめられた など

乳がんと診断され、手術や抗がん剤治療、放射線治療などの必要な専門治療を終えられた方のための治療やケアを行います。
経過観察やホルモン療法のほか、大きな病院では対応できない患者さまの心理的サポートや、術後のリンパ浮腫のケアや治療のアドバイス、リハビリテーション指導などを行います。
乳がんに罹患する方の年齢は幅広く、置かれている状況は患者さまお一人お一人異なります。その方のライフスタイルに寄り添い、安心して日常生活をお送りいただけるようにサポートいたします。

男性の受診について

乳腺外科は女性の受診者がほとんどですが、乳房の症状や乳がんは男性にもあります。
男性でもご不安がある場合は遠慮なくご来院ください。
予約時間の調整を希望される場合は、お電話にてご相談ください。

連携している
高次医療機関

より専門的な検査・治療が必要だと思われる場合は、連携している高次医療機関をご紹介いたします。
どうぞ安心してご来院ください。
済生会横浜市東部病院
国立がん研究センター中央病院
WEB予約
診療時間
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:9:00~13:00 休診日:水曜午後、土曜午後、日曜、祝日
※最終受付時間 診療終了の30分前
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